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網戸の虫除け対策方法は?やってはいけない網戸の開け方

2022-12-12


「網戸にしているのに虫が入ってくるのはなぜ?」「室内にいる虫はどこから入ってきているの?」
そんな疑問を持っている人は、もしかすると窓の開け方が間違っているのかもしれません。窓の開け方次第では、網戸にしていても隙間が生じて、虫が入ってくる可能性があるのです。

また、正しく窓を開けていても、網戸自体やその周辺に問題がある場合は、虫が室内に入りやすくなってしまうこともあります。

そこで今回は、正しい窓の開け方と、網戸の虫除け対策方法をご紹介します。

網戸の間違った開け方と正しい開け方

2つのガラス戸をスライドさせて開閉する引き違い窓は、住宅に広く取り入れられているタイプの窓です。網戸を閉めているのに虫が侵入してくる場合は、引き違い窓の開け方が間違っているかもしれません。

以下にご紹介する開け方を見て、日頃の窓の使い方を振り返ってみてください。

間違った開け方

窓を全開せずに少しだけ開ける場合は、注意が必要です。自宅の窓を見ていただくと分かりますが、2つのガラス戸のうち、右側の戸が手前にあるのが一般的です。半開きにする際に左側の戸、つまり外側の戸を開けると、網戸とガラス戸の間に隙間が生じてしまいます。

ガラス戸や網戸にはフレームがあり、外側のガラス戸と網戸のフレームがしっかりと合わさった状態でない場合は、隙間が生じて虫が室内に入りやすくなってしまうのです。

正しい開け方

半開きにする場合は、網戸を右側にスライドさせ、手前側にある右のガラス戸を少し開けるようにしましょう。ガラス戸と網戸のフレームが重なったままの状態になり、虫の侵入を防げます。

窓を全開にする場合は、左右のガラス戸のどちらを開けても網戸とガラス戸のフレームがぴったりと合わさります。半開きの方が虫が侵入しにくいように感じられるかもしれませんが、全開も正しい開け方なのです。

網戸の虫除け対策方法

網戸の虫除け対策方法として、6つご紹介します。取り入れやすいものから試してみてください。

虫除けグッズを使用する

虫の侵入経路になりやすい窓に、虫除けグッズを使って対策する方法です。スプレータイプや塗るタイプ、網戸に貼るタイプ、つり下げタイプなど、さまざまな虫除けグッズが販売されています。

スプレータイプは手軽に使えるのが特徴です。窓を閉めた状態で外側から網戸やサッシに吹きかけます。虫に直接スプレーして駆除できる商品であれば、虫を見つけたときにも使えて便利です。

塗るタイプは、スプレーよりも均一に塗れるのがメリットです。飛び散りも少なく、薬剤を吸い込んでしまうことが気になる人でも安心して使えるでしょう。

網戸に貼るタイプは、面ファスナーで網戸を挟むなどして固定します。薬剤が気になる人でも使いやすいのが特徴です。

つり下げタイプは家の外に設置するもので、網戸の近くにつり下げます。風通しのよい場所につり下げるのがおすすめです。

虫除けグッズを選ぶ際は、どんな虫に効果があるのか、虫除け効果の持続期間などもチェックして、使いやすいものを選びましょう。小さい子どもやペットのいる家庭では、薬剤に含まれる成分も気になるところですよね。天然成分を配合した虫除けを選ぶなど、配慮すると安心です。

LED照明を取り付ける

家庭の照明器具によく使われる蛍光灯は、虫が寄り付きやすい紫外線が微量に出ています。一方でLED照明は紫外線がほぼ含まれないため、虫が寄り付きにくいのです。

LED照明は蛍光灯よりも寿命が長く、消費電力も少ないためランニングコストが抑えられます。虫除け効果以外にもメリットがあるため、家庭の照明器具をLED照明に替えてみるのもひとつの方法です。

ただし、防虫効果のある虫とない虫がいる点には注意しましょう。ハエやカメムシ、セミ、スズメバチなどには効果が期待できますが、蚊やゴキブリには効果が期待できません。

戸車を調整する

戸車とは網戸の底についた部品で、網戸をスムーズにスライドさせるための車輪の役割を果たしています。左右の戸車の高さが合っていないなど何らかの不具合がある場合は、戸車を調整すると隙間をなくせることがあります。

調整用のネジは、ドライバーを使って回すことで高さを調整できます。戸車を下げすぎると下枠に当たって嫌な音がするうえ、開閉が重くなるため、下がっている方の戸車を上げてみましょう。

また、戸車周辺にゴミがたまっている場合は取り除きます。細かい部分はピンセットや爪楊枝を使うと取り除きやすいです。

戸車が破損や劣化している場合は、戸車自体を新品に交換する必要があります。

窓の近くに植物を置かないようにする

窓の周辺は害虫が侵入する道になるため、虫が集まりやすくなるような植物を置くのは避けましょう。観葉植物があると、キノコバエという種類のハエなども寄り付きやすいです。

また、植物周辺の湿気を好んで虫が寄ってくることもあります。特に植木鉢の受け皿などに水がたまっていると、蚊が卵を産み付けて蚊の幼虫であるボウフラを増やす原因になるおそれもあるため注意が必要です。

植物を置くなら、ミントやラベンダー、ローズマリーなどのハーブ類を選ぶのもひとつです。ハーブ類は虫除け効果が期待できます。また、清潔な土に入れ替えるなどのお手入れをすることもポイントです。

モヘアを新品と取り替える

モヘアは網戸の室内側の両サイドに付いており、網戸とサッシの隙間を塞ぐ部材です。モヘアにはゴムひれタイプや毛のタイプがあります。モヘアが劣化していると隙間ができやすいため、傷んでいる場合は新品と取り替えましょう。

製品によって幅や毛の長さなども異なるため、使っている網戸に適したものを選びます。取り替える際は、まず古いモヘアを引っ張って外します。溝に固定されている場合は、細いマイナスドライバーなどを入れ込んで緩めてから抜き出してみてください。

古いモヘアを抜き出したら、モヘアが付いていた溝のゴミやホコリを歯ブラシなどで掃除します。新しいモヘアに交換した後は、最後にモヘアが外れないようにニッパーなどで挿入口を抑えて固定しましょう。

網戸そのものを取り替える

網戸を交換する方法には、フレームごと取り替える方法と、網だけを張り替える方法があります。戸車を調整しても網戸の動きが悪い、フレームが歪んでいる場合などは、フレームごと取り替えを検討しましょう。網戸に穴が空いている、網全体がたるんでいるといった場合は、網だけの張り替えで済むこともあります。

自分で網戸を取り替えることもできますが、必要な道具を準備するのが手間だったり、きれいに仕上がらなかったりする可能性があります。慣れない作業であれば、サイズの測り間違いや、作業中に壁などを傷つけるといったトラブルのおそれも。費用はかかりますが、専門業者に依頼すると手間をかけずにきれいに張り替えが可能です。

網戸を選ぶ際は、網目が細かいものにすると虫の侵入を防げます。網自体に虫が嫌がる成分を含ませた製品もあります。

まとめ

網戸から侵入する虫が多いと感じたら、まずは日頃の窓の開け方を振り返ってみましょう。網戸とガラス戸の間に隙間が生じるのを防ぐために、全開にするか、半開きにする場合は手前にある右側のガラス戸を開くことがポイントです。

網戸の虫除け対策として、虫除けグッズを取り入れるのもひとつです。スプレーなどさまざまなタイプのグッズが販売されているため、使いやすいものを選びましょう。

戸車の調整やモヘアの取り替えによって隙間を解消することで、虫の侵入を防げることもあります。網戸自体が劣化している場合は、網戸の取り替えを検討しましょう。「自分での作業が不安」「作業が手間に感じる」といった場合は、プロにおまかせすると安心です。

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